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2025.01.31

【登記関係】生成AIと会社法

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主に外資系企業の日本支店、日本子会社へワン・ストップ・サービスを提供しているアークアウトソーシング株式会社が英文での定款、議事録等の会社関係書類を作成する際に直面する基礎的事項を説明します。これは、所内勉強会を基にした内容であり、対話形式により分かりやすくお伝えします。

登場人物;
ケンさん:22歳男性、入社3年目(新米から先輩へ、成長と戸惑いの狭間で揺れる若者)
エマさん:34歳女性、一児の母であり教育係(母も、先輩も、全力投球。育てる毎日徒然なり)
ジョージさん:46歳男性、パラリーガルを目指して奮闘中(挑戦に年齢制限なし!学び続けるベテランルーキー)

ケンさん:
最近AIのニュースが多いですね。会社法と関係あるんですか?

エマさん:
もちろん。例えばAIが生成した誤情報で契約トラブルが起きた場合、取締役が責任を問われることもあるのよ。

ジョージさん:
AIチャットボットが不適切な発言をして炎上したなんていうニュースもよく見るし、リスク管理を怠ると、会社の信用問題にもなってしまうよね。

エマさん:
企業は善管注意義務の観点から、AIの監視体制をより強化する必要があるし、EUのAI規制法案のように、日本でもガイドライン作りが加速して行く行くー。

ケンさん:
日本には、ドラえもんという、最先端ネコ型ロボットがいますから! 

ジョージさん、エマさん
・・・

おわりに
今回のニュースでは生成AIと会社法について取り上げました。なお、今回の解説も概略的な内容を紹介する目的で作成されたものですので、専門家としてのアドバイスは含まれておりません。個別に専門家からのアドバイスを受けることなく、本情報を基に判断し行動されることのないようお願い申し上げます。ご不明な点がございましたら、お気軽に弊社までご相談ください。
お問い合わせ | アークアウトソーシング株式会社 (ark-outsourcing.jp)


(参考資料)
会社法上『善管注意義務違反』(会社法第330条)

総務省
「AI事業者ガイドラインの普及・浸透及びAIガバナンスの取組状況等に関する実態把握調査」集計結果
(令和7年1月29日アクセス)